マザックのブライアン・パプケ氏がM・ユージーン・マーチャント・マニュファクチャリング・メダルを受賞 | モダン・マシン・ショップ

この名誉ある賞は、製造業務の生産性と効率性の向上に大きく貢献し、その責任を負っている優秀な個人を表彰するものです。
マザックコーポレーションの元会長であり、現在は取締役会のエグゼクティブアドバイザーを務めるブライアン・J・パプケ氏は、生涯にわたるリーダーシップと研究への投資が評価され、ASME(米国機械学会)より名誉あるM・ユージーン・マーチャント・マニュファクチャリング・メダル/SMEを受賞しました。
この賞は1986年に設立され、製造現場の生産性と効率性の向上に多大な貢献を果たした優秀な個人を表彰するものです。この栄誉は、パプケ氏の工作機械業界における長年にわたる輝かしい経歴に深く結びついています。パプケ氏は経営幹部研修プログラムを経て工作機械業界に入り、その後、営業や管理部門で様々な職務を経験し、最終的にマザックの社長に就任し、29年間その職を務めました。2016年には会長に就任しました。
マザックのリーダーとして、パプケは3つの中核事業戦略を確立し、会社の継続的な成長と改善のモデルを構築・維持しました。これらの戦略には、オンデマンドのリーン生産方式、業界初のデジタル接続型マザックiSmart工場の導入、包括的な顧客サポートプログラム、そしてケンタッキー州フローレンス郡のテクノロジーセンターを拠点とする北米8カ所(うち5カ所)からなる独自のテクノロジーセンターネットワークが含まれます。
パプケ氏は、数多くの業界団体の委員会活動にも積極的に参加しています。製造技術協会(AMT)の理事を務め、同協会からは、製造業の発展に対する長年の貢献が認められ、アル・ムーア賞を受賞しました。また、アメリカ工作機械販売協会(AMTDA)の理事も務めており、現在はガードナー・ビジネス・メディアの理事も務めています。
パプケ氏は地元では、ノーザンケンタッキー商工会議所の諮問委員会委員を務め、ノーザンケンタッキー大学ビジネススクールの元諮問委員会委員でもあります。同大学ではリーダーシップと倫理のMBA課程も教えています。マザック在籍中、パプケ氏は地元の指導者や教育機関との関係を構築し、見習い制度や地域貢献プログラムを通じて人材育成を支援しました。
パプケ氏は、NKYマガジンとNKY商工会議所によってノーザンケンタッキー・ビジネス殿堂入りを果たしました。この殿堂は、ノーザンケンタッキーのコミュニティとトライステート・テリトリーに多大な貢献をした男女のビジネスにおける功績を称えるものです。
M.ユージン・マーチャント・マニュファクチャリング・メダルの受賞に際し、パプケはご家族、ご友人、そしてマザックのチーム全員、そして会社を創業した山崎一家に心からの感謝を申し上げます。55年間、製造業、工作機械、そしてマザックに情熱を注ぎ、彼は自分の職業を単なる仕事ではなく、生き方として捉えていました。


投稿日時: 2022年11月8日